こんな悩みで困っていませんか？

こんな悩みで困っていませんか？

ランニングなどで起こりやすい膝の障害で代表的な症状が、
膝の外側に痛みが生じる「腸脛靭帯炎」と膝の内側に痛みが生じる「鵞足炎」があります。

「腸脛靭帯炎」は腿の外側に位置する腸脛靭帯が腿の骨と擦れ、炎症を起こし、疼痛が発生します。　要因はオーバーユース（使い過ぎ）です。過剰なランニング時間、距離。身体の柔軟性不足（運動前後のストレッチ等のケア不足）。硬いシューズなどが考えられます。

また、膝の内側に痛みを感じる、「鵞足炎」も膝の曲げ伸ばしなどにより、腿の内側、後面などに位置する筋肉・腱が骨との摩擦により、炎症を起こし膝の内側やすねに痛みが生じます。

「鵞足」とは膝のすぐ下にある脛骨（すねの骨）の内側に、３つの腱（縫工筋・薄筋・半腱様筋）が　つながっていてガチョウの足に似ていることから「鵞足」と呼ばれます。「鵞足炎」はそれらの筋肉のオーバーユース（使い過ぎ）などの要因で、鵞足部に小さな損傷が生じます。

捻挫をしてから、なかなか痛みが引かない、正座が出来ないなどの経験ありませんか？

捻挫は足首を外側に捻る（内反捻挫）が多くみられますが、その際足首の骨とすねの外側の骨（腓骨）を結ぶ靭帯を伸ばし、損傷しています。ケガをした直後は包帯、ギブス、テーピング、サポーターなどで損傷した組織を固めるために固定します。固定除去後、治り、固くなった部分をストレッチや運動療法（リハビリ）を行います。

ところが痛みが引かない方に多いのが、捻挫後ある程度、短い距離（通勤・通学など）などなら歩行可能で痛みも日常生活に支障がない為、通院、捻挫後のリハビリを中断しケアを怠っていることが見受けられます。患者さん側だけの原因でないことも話としては聞くこともありますが。　たかが捻挫と思っていると、その足首の歪みから、膝、股関節、腰など他の部分への痛みの原因にもなりますので、その痛み早めに解決しましょう。

座る姿勢などは、例えば女の子座りのような膝を長時間内側に固定するような姿勢をとることにより膝の内側を痛めやすく。　歩行であれば男性に良くある、ガニ股のように外側に広げるような歩き方は股関節まわりや膝の外側への痛みの要因になります。
もし同じ姿勢が多ければ、違う姿勢、違う方向への体重のかけ方など少し体を動かしてあげてください。　痛みがあった時はどんな姿勢で痛みがでたか？思い出してみてください。もしかしたらその姿勢が知らず知らずのうちに負担になっているかもしれません

運動の前後のストレッチやウォーミングアップを行ってみてください。ランニングを例にとると、比較的、走る前はゆっくり歩いたり少しアップをされる方が多いようですが、ランニング後はあまりストレッチ・クールダウンをされる方が少なく感じます。
またふくらはぎや膝に痛みやハリ感が取れない方などは、足の裏・アキレス腱まわりが固くなっていることがみられます。テニスボールなどで足の裏のケアなども有効なので試してみてはいかがでしょうか。

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